KONAクルーからの手紙 2018

私たちコナは30年にわたり、バイクをきちんと造ることを一番大事に心がけ、素晴らしいバイクを生み出すことに専念してきました。あなたの理想とするライドがなんであれ、コナにはそれがあります。DHでの勝利を目指すコナ グラビティ―・エンデューロチームにも、クロスカントリーのホビーレーサーにも。バイクパッキングで世界をめぐるツーリストにも、愛すべき楽しい家族といっしょの週末ライドにも。すべてのライダーのため、幅広い用途の信頼できる自転車を作ります。今年はそのDNAを前面に出した新しいモデルを多く揃えています。まずその代表格であるProcess(プロセス)は、革新的な次世代モデルとして生まれ変わりました。アルミだけでなくカーボンや29インチモデルもラインアップ。これまでの実績あるジオメトリーと優れた乗り心地をさらにアップデートし、エンデューロバイクというものの既成概念を打ち砕くでしょう。

より自由なライディングを提供するOperator(オペレーター)やHei He(i ヘイヘイ)は、まだ知らぬトレイルでも、走りの可能性を目覚めさせます。もはや伝説とも言える人気者となったHonzo(ホンゾ)はラインアップがさらに広がりました。そしてクラシックなハードテイルシリーズは、これまでと同じく誰にでも乗りやすく、丈夫で美しい現代的なスタイルです。アドベンチャーバイクには、650Bタイヤを備えスタイリッシュな新しいRove LTDとRove NRBを加え、エキサイティングに、そして全方位に冒険心を広げます。私たちは、すべてのライダーのためにバイクを作ります。コナのバイクは、あなたと人生を一緒に楽しく走っていくことを約束します。

BIGFOOT

KONA HISTORY私たちの歴史

1988年からの私たちの長い物語は、自転車の楽しさや自由さ、力強さ、これを表現することから始まりました。
共同創立者であるダンとジェイクは、今なおKONAの代表。ふたりがKONAのバイクに託す想いは、当時から全く変わっていません。

1988

ダンとジェイクのふたりによって設立されたブランド、それがKONAだ。当時レーサーとしても有名だったジョー・マレーをテクニカルアドバイザーとして迎え、真のトレイルバイクの製作をスタート。
1989
『プロジェクト 2(ツー)』、世界初の量産型ストレート・レッグMTBフォークを発表。 現在もKONAの多くのバイクに、10バージョンにも増えたこのフォークを採用。
ブルース・スペンサーがKONAファクトリーMTBチームに加入。
1990
『ドクター・DEW』ことダグ・ラヴァーバーがKONAに加入。
KONA独自の『ハワイアン』なネーミングを導入。
Hei Heiをチタンフレームとして生産開始。その後10年間で4000本を生産。
マックス・ジョーンズがKONAファクトリーチームに加入。彼は1995年にMTB殿堂入り。
1991
世界DH女子チャンプ、シンディ・デヴァインがKONAファクトリーチームに加入。9月の世界選で3位入賞。なお彼女は2003年にMTB殿堂入り。
1992
マックス・ジョーンズによるライディングクリニックをNORBA、ワールドカップイベントにて精力的に開催。合計5000名以上のライダーが受講。
KONA初のロードバイク、HAOREがチタンフレームとして登場。
1993
KILAUEAが、Mountain Biking誌、1993年バイクオブザイヤー受賞。
KONA初のアルミフレーム、AAとKULAが登場。
1994
KONA初のフルサスバイク、SEX ONEとSEX TOOが登場。
Humuhumu-Nukunuku-Apu'AがKONA初のシングルスピーダーとして登場。バイクの名前としては最も長いものに。なおこれはハワイの州魚の名前。
偉大なるDHライダー、スティーブ・ピートがHei Hei チタンフレームに乗り、DHレースに出場。未来のNORBAチャンプとなるカーク・モルディも同じフレームをXCにて使用。
1995
自転車推進組織Buck-A-Bikeを設立。1995年より1998年まで、合計8万ドルもの寄付を集める。
1996
1993年全米チャンプのデイブ・ウィンズがKONAファクトリーチームに加入。2000年にMTB殿堂入り。
KONAのファクトリーライダー、スペインのトーマス・ミセがワールドカップDHレースを2勝、ヨーロッパDH選手権を勝利。ミセの乗った勝利のバイクは、後にSTABとして登場。
イタリア、マペイ・コナMTBチームのダリオ・チオーニがワールドカップXCにて活躍。
カナダのローランド・グリーンがKONAファクトリーチームに加入。NORBAマンモス戦にて5位、オーストラリア・ケアンズでの世界選でエスポワール(U23)4位に。
1997
シクロクロスバイク、Jake the Snakeが登場。カナダ選手権でピーター・ウェッジが乗り優勝。
レスリー・トムリンソンがKONAファクトリーチームに加入。
1998
マペイ・コナMTBチームが活躍。ダリオ・チオーニとローランド・グリーンが世界レースで好成績を残す。
初の量産型フリーライドバイク、STINKY DEE-LUXの登場。STABをベースにした前後125mmのトラベル量のオールマウンテンバイクであった。
元BMXチャンピオン、イギリスのスコット・ボーモントがMOKOMOKOに乗り、新潟県新井市でのMTBワールドカップ・スラロームにて3位入賞。年間ランキング4位獲得。
1999
ライダー・ヘシェダルがKONAのエスポワールチームに加入。
STAB DEE-LUXがMountain Bike Action誌にて1999年バイク・オブ・ザ・イヤー獲得。
KONAのフリーライド ツアーがスタート。
新たなMTBのジャンルとして、CHUTEがダートジャンプ、スラロームバイクとして登場。Mountain Biking誌は「これはマウンテンバイクの未来だ」と称し、事実その通りに。
2000
BMXモデルの登場。トレイルジャンプモデルKUKU(ハワイ語でジャンプという意味)とレース用モデルMAMA(ハワイ語でレースという意味)だったが、あまり売れなかった…
STAB PRIMO DHが8インチトラベルリアサスモデルとして登場。トレーシー・モーズリーがKONAファクトリーチームに加入。その後KONAに乗りワールドカップ10勝を挙げる。
EXPLOSIFが初のスカンジウムバイクとして登場。ジェフ・カブッシュがこれを駆りシドニー五輪にて9位に。
2001
走る伝説、南アフリカのグレッグ・ミナーがKONA STABに乗り、一躍スターに。
KONA初の子供用、24インチアルミバイク、HULAの登場。
2002
オールマウンテンモデル、100mmトラベルのDAWGが登場。
ウィスラーMTBパークがオープン。これに合わせてレンタルDHマシンとして135台のGARBANZOを投入。
若きシクロクロスライダー、バリー・ウィックスが全米シクロクロス選手権のU23レースにて2位に。
2003
ジュニア用フリーライドバイクとして、24インチホイール、前後100mmトラベルのSTINKY JR登場。
アーバンバイク、Dr. DEWがディスクブレーキを搭載。
シングルスピード・フルサスバイクであるAが登場。最も短いネーミングとしても評判に。
ファビアン・バレル(フランス)、トレーシー・モーズリー(イギリス)、ジェフ・ブッシュ(カナダ)、ピーターウェッジ(カナダ、CX)がチーム/コナ・クラークスを結成。
デイブ・ワトソンがフランス・ラルプ・デュエズで、100周年ツール・ド・フランスを走るプロトンの真上を飛ぶジャンプをメイク、歴史に残る騒動を巻き起こす。
2004
ファビアン・バレルがフランス・レジェでの世界選手権を優勝。
KONAファクトリーチームに、シクロクロスライダーとして、バリー・ウィックスとライアン・トレボンが加入。
オーストリア・レオガンにKONAバイクパークが誕生。ファビアン・バレルがエリミネーターDHで優勝。
2005
ファビアン・バレルがイタリア・リビーニョでの世界選手権DHにて再び優勝。
2006
ライアン・トレボンが全米MTB XCにて優勝、バリー・ウィックスは2位に。
AFRICABIKEがボツワナに向けて出発。現地でのHIV患者を看護する女性たちに使いやすいよう、日本の婦人用自転車のような形状をし、丈夫なタイヤを履いたこのバイクは3500台、現地に寄付された。
KONAに乗るアンドリュー・ラコンデギーがフリーライダーとして、世界MTBシーンを席巻。
2008
『マジックリンク』新機構のフルサスシステムが登場。コイル式スプリングの180mmトラベルバイクとなった。
ロングテールバイク、UTEが登場。
2009
女性用フリーライドモデルとして、MINXYが登場。
2010
シングルスピード・シクロクロスバイクMAJOR ONEが登場。
AVID社のロード用ディスクブレーキを搭載したロードバイク、HONKY INCの登場。
アンドリュー・ラコンデギーが、自身のシグネチャーフレームでクランクワークスに優勝。
2011
KONA初のカーボンバイク、MAJOR JAKEの登場。
前後200mmトラベルのDHマシン、OPERATORの登場。
120mmトラベルのXCフルサスバイク、TANUKIの登場。語源は日本のたぬき。意味合い:①被った笠が不幸を避ける。 ②大きな目が未来を見通す。 ③面白い顔は笑顔の象徴。 ④とっくりを持つのは、よく食べよく呑むの象徴。 ⑤勧進帳は信頼の証。⑥大きなお腹は落ち着きを。 ⑦大きな陰部はトミの象徴。 ⑧しっぽは「終わりよければ全てよし」
2012
KONAのラインナップ一新。29erの常識を覆したHONZOの登場。
カリム・アムールがスウェーデン・オーレでのアバランチェレースにて優勝。
コナー・フェロンがオーストラリアのジュニアDHチャンピオンに、世界戦では3位に。共にOPERATORを駆っていた。
HEI HEI SUPREMEがカナダのBCレースで活躍。
グラスルーツライダー、レオ・バルサックがアルプスのクランクワークスで2位に。
KONA初の27.5MTBが、クロモリへと原点回帰したEXPLOSIFとして登場。
2013
カーボン製HEI HEI SUPREMEの登場。
2014
エンデューロを主眼においた、PROCESSの登場。
そして、KONAの物語は今も続く……

KONAのスピリットは、技術を突き詰めるのではなく、常にライダーの声を形にすること。それはレースでの勝利を目指すだけではなく、ライダーそれぞれの走り、そして生き方に寄り添ったバイクを作るということです。だってKONAのスタッフはみな、それぞれの走りのスタイルを持つライダーだから。だからこそ自分たちの欲しいバイクを、それを作る外国の工場の人にも確かに伝えられ、そしてその想いをKONAのライダーとなるみなさんにも伝えられるんです。それがKONAです。